【住まいのダニ対策】高温多湿な環境に注意!

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

最近の住宅は気密性が高いため、一年中、快適な温度を容易に保ってくれます。
しかし、どんなに性能の良い住宅でも、きちんとお手入れしなければ、その良さも半減してしまいます。

快適な住宅は、実は、ダニにとっても快適な状態になっているかもしれません・・・
ダニの繁殖はできるだけ抑えておきたいですよね。

ダニはほとんど目に見えないので、予防や対策ができているのか不安に感じる方も多いかもしれません。


そこで今回は、『住まいのダニ対策の方法』をご紹介いたします。


ダニの死骸やフンを吸い込むと、アレルギー症状などを引き起こす恐れがあります。

ダニは高温多湿な環境を好むため、梅雨から夏は特に注意が必要です。
具体的には、温度は20~30℃、湿度は60%以上の環境と言われています。
また、ホコリなどのエサが豊富にある場所を好みます。


それでは、どうすればよいでしょうか。


まずはエアコンの除湿機能などを利用して、室内の湿度を60%以下に保ちましょう。
部屋全体の湿度を低く保つことで、ダニの繁殖を防ぐことができます。

また、定期的に窓を開けて風通しを良くするのも効果的です。


それから掃除機がけです。


床やソファなどの家具は、掃除機のパワーを強にして、1㎡あたり約20秒かけ、ダニやダニの栄養源であるホコリをじっくり丁寧に取り除きましょう。

掃除機をかけることで、吸い取られるだけでなく、一部は室内に舞い上がってしまいます。
掃除機をかけた後は、室内2か所の窓を開け、1時間ほどしっかりと換気をします。

フローリングは掃除機をかけるとホコリが飛散しやすいため、雑巾やモップで拭き掃除をすることをオススメします。

毎日のお掃除の仕方でも、ほんの少し意識するだけでダニの繁殖を抑えることができます。


次に、ダニの温床となりがちな寝具。


布団は、天日干しが有効です。

夏は紫外線が強く、熱がこもりやすいので、片面1時間を目安に裏表まんべんなく日に当てます。
干した後は、片面40秒ほど掃除機をかけておくことで布団に残ったダニの死骸を取り除けます。

マットレスなど、外に干せない場合は、布団乾燥機などを活用するのも良いでしょう。

シーツや毛布、枕カバーなどの自宅で洗濯ができるものは、週に1回を目安に洗いましょう。
洗濯することによって、ホコリなどのダニのエサになるものが除去され、ダニが住みにくい環境になります。


また、クローゼットや押し入れの中も心配ですね。


クローゼットやタンスに入れっぱなしの衣類は、年に1~2回、風をあてて湿気をとる「虫干し」をしましょう。

虫干しのタイミングは、2~3日晴天が続き、空気が乾燥している10~14時の間です。
風通しのよい日陰で2~3時間干しましょう。

特に、たまにしか着ない礼服などはカビも心配ですね。
しっかりチェックしておきましょう。

衣類を干している間は、クローゼットや押し入れの扉も開けっ放しにして、風を通し、中の空気の入れ替えをしましょう。

また、クローゼットの中に溜まった汚れも掃除しましょう。
綺麗にして、ダニを寄せ付けない環境にすることが大切です。

クローゼットや押し入れに防湿材を入れておく場合は、衣類の下のほうに設置しましょう。


以上、住まいのダニ対策の方法についてご紹介しました。

ダニの対策のポイントは、乾燥高熱です。
また、ダニの死骸やフン、ダニのエサなどを残さないために掃除機をかけることも大切です。

こまめなお手入れで、快適な暮らしを楽しみましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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