すぐにできる!家の結露対策

こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。

本格的に冬の訪れを感じるようになりました。
気温差が激しい一週間になりそうなので、みなさん体調にお気をつけてお過ごしください。

さて、今回は、すぐにできる『家の結露対策』をご紹介いたします。


結露は、空気中に含まれる水蒸気が急激に冷えることで起こります。

外の気温と室内の温度差が大きいほど発生しやすく、毎年、この季節は悩まされている方も多いのではないでしょうか?

実は、放っておくと家や健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性もあります。
効果的な対策をとって、結露を防止しましょう。

結露を放置することで起こる被害
空気中のゴミやホコリが水滴にくっつくと、カビが発生します。
カビは、いやなニオイの原因になるだけではありません。
カビを好物とするダニまでもが部屋に繁殖し、アレルギーなどの健康被害に繋がる危険もあるので、注意しましょう。

また、フローリングや壁のクロスが水分を吸い込み、水ジミができたり、素材が傷む原因にもなります。
最悪の場合、家の内部まで染み込んで断熱材や木材を腐らせてしまうこともあるので、注意してください。


結露が発生しやすい場所をチェック!
結露が発生しやすい場所をいくつかご紹介いたします。

・窓まわり
外の気温と室内の温度を最も受けやすく、一番発生しやすい場所です。
ガラスだけでなく、サッシも水蒸気が付きやすいので要注意です。

・クローゼットの中
クローゼットの内部の温度は、室内の温度よりも低くなっています。
ここに、室内の暖かい空気が入り込むことで結露が発生します。

・家具の背面
家具の裏側部分は、室内の熱が壁まで伝わらず、冷えた空気が溜まっています。
空気の通りが悪く、カビも発生しやすい場所です。

・フローリング
暖房で温まった空気が、冷たいフローリングに触れることで結露が起きます。
カーペットの下は特に発生しやすいポイントです。


~簡単!すぐにできる家の結露対策~
① こまめに換気する
2時間に1回、お部屋の空気を入れ換えましょう。
5~10分ほど窓を開けておくだけでOKです。
そうすることで、水蒸気を多く含んだ空気を外に追い出し、乾いた空気を取り込むことができます。
室内の温度と湿度を下げ、外の気温との温度差を少なくする効果もあります。


② クローゼットの中の空気を入れ換える
クローゼットを閉めたままにしておくと、中に溜まった水蒸気が逃げ場を失い、結露が発生してしまいます。
そのため、衣服が湿っぽくなったり、カビ臭くなってしまうこともあります。
1~2時間ほど扉を開けっぱなしにして、ときどき中の空気を入れ換えるようにしましょう。


③ 家具は壁から5cm以上離して置く
タンスや棚などの家具は、壁から最低5cmは離して置くようにしましょう。
ポイントは、暖かい空気が家具の裏側まで流れるように通路を作ることです。
また、結露しやすい外壁側には、なるべく家具を置かないようにするなど、配置場所にも工夫すると良いでしょう。


④ 加湿をしすぎない
部屋の湿度を過剰に上げ過ぎると、空気に入らなくなった余分な水分が水滴として現れます。
その結果、結露が起こることもあります。
最適な湿度の目安は45~50%程度と言われています。
加湿のしすぎを防ぐためにも、部屋の湿度をしっかり把握しておくことが大切です。


快適な暮らしのために、効果的な対策をとって、結露を防止しましょう。
ぜひ、家の結露対策の参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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