【教えて!宮城さん】第三弾「土地探し」
こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。
宮城所長に、家づくり新人の私が住宅についての基礎知識や家づくりのポイント、気になることを聞いていく企画、第三弾です。
【教えて!宮城さん】第三弾のテーマは「土地探し」
Q.土地を探して買うときの判断基準はなんですか?
A.土地は探すのではなく、売り出されている土地の中から自分達の条件(予算、希望)に合う土地を選ぶことです。
希望条件の6~7割が満たされていれば買いとすべきです。
まずは土地選びのパートナー(業者)を決めましょう。
資金計画の把握をしてから土地の予算を確定し、予算に合った土地の中から自分達の希望条件に合う物件を業者と一緒に選ぶことが大切です。
また、土地探しはあまり好みに左右されませんので、良いと思う土地は誰もが良いと思っています。
事前に条件をまとめておくことにより、すぐに購入の決断をすることが出来ます。
Q.土地の予算の計算方法は?
A.建築総予算 - (建物価格 + 付帯工事費 + 諸経費) = 土地の予算
土地の予算は建築費を含めた建築総予算で決まります。
※附帯工事とは
建物本体ではなく、建築時に必要な関連工事費用のことをいいます。
仮設工事、外部給排水設備、設計料、調査費用等。
※諸経費とは
建築する準備や建築後に必要な費用のことをいいます。
融資保証料、火災保険料、引っ越し費用、登記料、祭事費用、家電家具購入費等。
(建替の方は古屋解体費用も発生します)
Q.土地選びのポイントはなんですか?
A.ポイントは場所、予算価格、土地の状況、周囲の環境などを確認し、優先順位の高い所を点数を付けて選ぶことです。
また、必ず現地を確認しましょう。
土地には法律で色々な制限が設けてあります。
いい土地が見つかったら、その土地に理想の家は建てられるのか確認しましょう。
具体的な確認事項は、
・上下水道ガス管等の引き込み状況
水道の本管より土地が離れていないか、下水道は通っているか、など。
引き込みがないと別途費用が発生します。
・建ぺい率・容積率、斜線制限や採光規制など各種法的規制
・周辺の学校、スーパー、通勤、交通状況等
散策することをお勧めします。
・地盤の強度や水はけの状況
などがあります。
地盤の強弱や水はけを知るために、できるだけ晴れの日と雨の日(雨上がり)の2回の現地確認をおこないましょう。
雨水が溜まるところは粘土質で地盤が安定しない可能性があります。
その場合は、地盤改良の必要性が大きいと思われます。
昔から沢、田んぼ、谷地、潟などの水に関係がある地名は地盤が弱い傾向にあります。
また、分譲地や購入予定地が以前何に使われていたかを調べる必要もあります。
(要約書等確認)
中々自分で判断は難しいので、建築業者(専門家)に相談しましょう。
地盤調査と地盤保証をおこなう建設業者であれば、万一に地盤が弱くても地盤改良工事等対応できます。
あらかじめ地盤改良工事予備費として予算化しておくことをおすすめします。
悔いのない家づくりのためにも、土地を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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