【教えて!宮城さん】第一弾「樹種」
こんにちは!
EIWA HOMEの金浜です。
今回からシリーズ化してお伝えする企画は、
【教えて!宮城さん】
宮城所長に、家づくり新人の私が住宅についての基礎知識や家づくりのポイント、気になることを聞いていきます。
第一弾のテーマは「樹種」!
Q.家づくりに使用する木の種類や特徴はなんですか?
A.主に使用されている木の樹種だけで、約40種類以上あります。
木は樹種によって性質や硬さが違ったり、重さが軽いものや重いものがあったり、それぞれの特徴をもっています。
木の種類は大きく分けると、「広葉樹」と「針葉樹」に分かれます。
Q.広葉樹とは?
A.硬いものが多く、ハードウッドと呼ばれています。硬くて加工しにくい反面、細胞の密度が高いので磨くと光沢がでて美しく仕上がり、家具やフローリングに使われます。
Q.針葉樹とは?
A.ソフトウッドと呼ばれ、広葉樹にくらべて柔らかい傾向があり、加工しやすい木です。
幹はまっすぐに伸びるものが多く、建築では構造材の柱や梁、造作材などによく使われます。
樹種の多さに私自身驚きましが、木のそれぞれの特徴を生かした家づくりが長く愛される家をつくるために大切なことだと感じました。
今回は、主に使われている樹種の中から「広葉樹」堅めの木を4種類、紹介していきます。
〈オーク(ナラ)〉
ブナ科広葉樹。硬くて木目がはっきりとした高級感あふれる木です。弾力性もあり、フローリングや家具、ウイスキー熟成樽に使用されています。
木目の柾目(まさめ)に入る斑点模様は虎斑(とらふ)と呼ばれ、高級家具等で重宝されます。
〈アッシュ(タモ)〉
モクセイ科広葉樹。木のクイーンと呼ばれるほど、年輪がはっきりとしている美しい木です。材質は硬く、フローリングや高級家具に用いられるほか、野球のバットにも加工されています。和名ではヤチダモとも呼ばれています。
〈メープル〉
カエデ科広葉樹。樹液からはメープルシロップが採れます。
葉はカナダの国旗にデザインされています。和名は楓と呼ばれ、一説では葉の形がカエルの手に似ていることから、カエル手がなまって変化し、楓(カエデ)になったと言われています。
〈バーチ(カバ)〉
カバノキ科広葉樹。白くて木目が大人しく適度な硬さがあり、どんなシチュエーションも素敵に演出できます。
メープルに近い色目をもつ楓樺や山岳リゾート地で見られる白樺もカバ材の一種です。従来は白い部分のみを集めて使われていましたが、最近は赤みを帯びたり節を含む、よりナチュラル感のある部分も多用されています。
このほかにも、世界三大銘木やアカシアなど広葉樹だけでも沢山の樹種があります。
次回は「広葉樹」第2回、世界三大銘木などについて紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
家づくりアドバイザーの紹介は こちら